インテルは、この冬にマンチェスター・ユナイテッドへの加入が目前に迫っていたベンフィカ所属の22歳のスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフの獲得を目論んでいるようだ。18日付のポルトガル紙『ア・ボラ』が報じている。

　リンデロフは、冬の移籍市場で守備の強化を図ろうとしていたユナイテッドの補強の対象とされ、交渉の末に加入が目前に迫っていた。しかし、突然獲得がキャンセルされ、交渉が破談。その後にユナイテッドは、再びリンデロフの獲得に乗り出したとも報じられたが、指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督が改めてこの冬の移籍市場でDFを補強する可能性を否定している

　この状況を利用してリンデロフに近寄ったのが、来夏に向けて守備の補強を図ろうとしているインテルだという。以前からリンデロフに関心を示していたと報じられていたインテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウジリオ氏は、月曜日にミラノでリンデロフの代理人であるファリ・ラマダニ氏と会い、同選手の状況や交渉の余地について話し合ったようだ。

　現時点では、この夏に再び獲得に乗り出すとみられているユナイテッドがリンデロフの獲得を巡る争奪戦でリードしているという見方が強まっているが、インテルはその交渉に割り込むことができる方法を探しているようだ。

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