3人の巨軸が退団し各ポジションで補強
“巨損”の穴埋め。マッツ・フンメルス、イルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ミキタリヤンという3巨軸が去ったドルトムント。就任2季目となるトーマス・トゥヘル監督は、掲げるポゼッション・スタイルを維持するため、3者が欠けたDF、MF、FWそれぞれのポジションを万遍なく補強する。
新戦力の中身は香川真司を“発見”したドルトムントらしく、未知数の若手が中心。ドイツ国外からは、マルク・バルトラ、ラファエル・ゲレイロ、ミケル・メリーノ、エムレ・モル、ウスマヌ・デンベレを獲得した。将来の“巨軸候補”を選ぶ。ドイツ国内からは、セバスチャン・ローデ、マリオ・ゲッツェ、アンドレ・シュールレと即戦力を獲得している。
【次ページ】恒例行事となった野戦病院化。新戦力の融合が進まず