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香川真司 8年前

ドルトムント、故障者続出で新戦力の融合進まず。香川ら古参組の爆発に期待かかる【欧州主要クラブ中間査定】

2016/17シーズンの欧州サッカーも前半戦を終えた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はドルトムントを振り返る。(文:本田千尋【ドイツ】)

シリーズ:16/17欧州主要クラブ中間査定 text by 本田千尋 photo by Getty Images , Editorial Staff

3人の巨軸が退団し各ポジションで補強

ドルトムント
夏に退団したマッツ・フンメルス、イルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ミキタリヤン(左から)【写真:Getty Images】

 “巨損”の穴埋め。マッツ・フンメルス、イルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ミキタリヤンという3巨軸が去ったドルトムント。就任2季目となるトーマス・トゥヘル監督は、掲げるポゼッション・スタイルを維持するため、3者が欠けたDF、MF、FWそれぞれのポジションを万遍なく補強する。

 新戦力の中身は香川真司を“発見”したドルトムントらしく、未知数の若手が中心。ドイツ国外からは、マルク・バルトラ、ラファエル・ゲレイロ、ミケル・メリーノ、エムレ・モル、ウスマヌ・デンベレを獲得した。将来の“巨軸候補”を選ぶ。ドイツ国内からは、セバスチャン・ローデ、マリオ・ゲッツェ、アンドレ・シュールレと即戦力を獲得している。

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