お互いに「勝てたけれども妥当な結果」か
試合は静かな立ち上がりとなったが、リバプールが素早いプレスでユナイテッドの組み立てを遮断。すると27分、リバプールのCKでマーク相手を見失ったポグバが思わず手を出してしまい、PKを与えてしまう。これをジェームズ・ミルナーが決めてリバプールが先制する。
後半、ジョゼ・モウリーニョ監督はマルアン・フェライニをマッテオ・ダルミアンに代えて投入し、攻撃への姿勢を強めると84分にイブラヒモビッチが押し込んでユナイテッドが追いつく。このまま1-1で試合を終えた。
お互いにとって試合内容を見れば「勝てたけれども妥当な結果」と言えるだろう。リバプールは主力3選手を欠きながらも、持ち味のスピードとランでユナイテッドのビルドアップを封じ、最後は追いつかれたもののアウェイでの勝ち点1は悪くない結果だ。
ユナイテッドにとっては勝ちたい試合であったが、後半は押し込み、最後はパワープレー気味にして追いついた。優勝は難しくなったが、上位に付いていくチャンスを繋ぎとめたと言えそうだ。
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