ディミトリ・パイエ【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムに所属するMFディミトリ・パイエのマルセイユ復帰に進展があるかもしれない。英メディア『スカイ・スポーツ』は、16日に両クラブが会談を予定していると伝えた。
パイエは現在、ウェスト・ハムとの関係が悪化している。同選手は移籍を希望しているが、ウェスト・ハムがマルセイユから届いたオファーを拒否したことで不満が爆発。スラベン・ビリッチ監督にプレーする意思がないことを伝え、現地時間14日のクリスタル・パレス戦はベンチ入りもしなかった。
そこで、マルセイユのジャック=アンリ・エイロー会長が月曜日にウェスト・ハムと会談を行うことになったようだ。ウェスト・ハムはパイエの価格を3000万ポンド程度に設定している模様だが、この額はマルセイユの許容範囲を超えている。マルセイユは妥協案としてレンタルを提案する可能性があるようだ。
2015年夏にマルセイユからウェスト・ハムに移籍したフランス代表のパイエは、すぐにプレミアリーグに馴染んで新天地で結果を残した。しかし、今シーズンはチームの不振もあって不満を募らせていた様子だ。
現在、パイエの獲得に関心を示しているのはマルセイユのみとみられている。16日の会談でパイエの将来が大きく変わるだろうか。
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