インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルのFWマウロ・イカルディは、中国から巨額のオファーを受けたとしても当面は応じることはないという姿勢を示した。14日に伊メディア『スカイ・スポーツ』に話している。
欧州や南米から多くのスター選手たちを引き抜いている中国のクラブは、インテルのエースストライカーもターゲットにしていたことが報じられていた。ファビオ・カンナバーロ監督の率いる天津権建が、昨年夏にボーナス含め年俸3000万ユーロ(約36億6000万円)という巨額のオファーを提示していたが、イカルディはこれを断ったのだという。
現地時間14日に行われたセリエA第20節のキエーヴォ戦で今季15点目となるゴールを記録し、チームの逆転勝利に貢献したイカルディは、試合後に中国移籍の可能性についての質問に答えている。
「今季はじめにインテルとの契約延長にサインした。このユニフォームを着続けることに満足しているよ。中国に行くなら、キャリアの最後にいつでも時間はあるだろう」と23歳のアルゼンチン人FWはコメント。もし中国へ行くことがあるとしても、まだ遠い先のことだと考えているようだ。
エースの活躍もあり、好調を取り戻したインテルはリーグ戦5連勝。来季のチャンピオンズリーグ出場権争いに加わることも望める状況となりつつある。
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