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インテル、エース弾など3発で2試合連続逆転勝利。チームは5連勝も長友は出場せず

text by 編集部 photo by Getty Images

インテル
1得点を決めたエースのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】

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【インテル 3-1 キエーヴォ セリエA第20節】

 イタリア・セリエA第20節が現地時間14日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでキエーヴォと対戦。マウロ・イカルディのゴールなどにより3-1でインテルが勝利を収めるも、長友は出場しなかった。

 新年初戦を白星で飾り、現在4連勝中で好調を維持している7位インテル。今年最初のホームゲームとなった今節、指揮官のステファノ・ピオリ監督は累積警告で出場停止のブロゾビッチに代えて今週アタランタから加入したばかりのMFロベルト・ガリアルディーニを先発で起用し、バネガをジョアン・マリオに代えてこの試合に挑んだ。一方、長友は前節に続きベンチスタートとなっている。

 立ち上がりから果敢に攻めるのはインテル。しかし、何度もゴールを脅かすものの、ファインセーブを見せるキエーヴォの守護神ソレンティーノの壁を崩せずにいると34分、右コーナーキックからゴール正面にいた主将ペリッシエルに右足でダイレクトでシュートを叩き込まれ、キエーヴォに先制点を許してしまう。

 前半を1点のビハインドを負って折り返したインテルは53分、ダンブロージオのクロスにぺリシッチが合わせるも、再びソレンティーノに阻まれる。

 何とかしてできるだけ早く同点に追いつきたいインテルのピオリ監督は60分、アンサルディに代えてエデルを投入し、布陣を4-2-3-1から3-4-3に変更。

 そして迎えた69分、右サイドからゴール前に上げたカンドレーヴァのクロスにイカルディが頭で合わせ、試合を振り出しに戻すことに成功。そして、このタイミングでJ・マリオに代わってバネガが送り出された。

 さらに82分、ピオリ監督はカンドレーヴァに代えてパラシオも投入。すると85分、左サイドでパスを受けたぺリシッチがドリブルで中に切り込んで右足を振るうと、GKを掠ってネットを揺らし、インテルが逆転に成功する。

 そして後半アディショナルタイム、相手のパスミスを奪ったパラシオがマイナスのパスを送ると、そこに走り込んで来たエデルがゴールに流し込み、勝負あり。この結果、3-1で逆転勝利を飾ったインテルが連勝を5に伸ばしている。

【得点者】
34分 0-1 S・ペリッシエル(キエーヴォ)
69分 1-1 M・イカルディ(インテル)
86分 2-1 I・ぺリシッチ(インテル)
90分+3分 3-1 エデル(インテル)

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【了】

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