シャフタール・ドネツク所属のダリヨ・スルナ【写真:Getty Images】
ウクライナのシャフタール・ドネツクに所属する元クロアチア代表のDFダリヨ・スルナは、バルセロナの新戦力候補に挙げられていたが、シャフタールに残留することを宣言した。ウクライナメディア『フットボールTV』で話したとして、14日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
クロアチア代表として歴代最多の134試合に出場したスルナは、昨夏のEURO2016を最後に代表引退を表明。現在はシャフタールでのプレーに専念している34歳のベテランだが、右サイドバックが手薄なバルサの補強リストに挙げられていることが報じられていた。
だが、スルナは今後もシャフタールでのプレーを続けることを表明した。「自分の決断には満足している。自分の心に従い、シャフタールに残るという結論に達した。正しい決断をしたと思う」と話している。
バルサ移籍の可能性があったのかどうかについては明言を避けつつ、否定もしていない。「そのことについては何もコメントするつもりはない。プロフェッショナルなことではないからだ。何より大事なのは自分が決めたことだ。シャフタールに残りたいと思っている」
スルナは2003年に加入したシャフタールで15年目のシーズンを過ごし、キャプテンも務めている。スペインの名門からの誘いにも、最終的には心を動かされることはなかったようだ。
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