中国資本で“爆買い”も…
支出額約1億5400万ユーロ。中国最大の家電量販店チェーンを経営する蘇寧グループが経営権を取得して臨んだ今シーズン、インテルは“爆買い”に出た。
エベル・バネガやクリスティアン・アンサルディの獲得が決まっていたところに、イタリア代表で右サイドアタックの要となっているアントニオ・カンドレーバやポルトガル代表のEURO2016優勝に貢献したジョアン・マリオを完全移籍で獲得する。
さらにそれでは飽き足らず、他の欧州クラブと競合を制してガブリエウ・バルボーザをミラノに連れてきた。世界各国のスターたちを呼び寄せたマッシモ・モラッティ前会長時代に比べればインパクトには欠けるかもしれないが、それでもこのクラブにとっては久々に派手な補強となり、ミラノのインテリスタたちを沸かせた。しかし…。