アーセナルのゲディオン・ゼラレム【写真:Getty Images】
アーセナルのU-23アメリカ代表MFゲディオン・ゼラレムの獲得に迫っているとも報じられていたボルシア・ドルトムントだが、トーマス・トゥヘル監督は同選手を冬の移籍市場で獲得する可能性を否定した。英メディア『ESPN FC』が12日に伝えている。
アーセナルのU-23チームに所属する19歳のゼラレムは、トップチームでもカップ戦などで通算4試合の出場経験がある。だがアーセナルとの契約が今シーズン末までとなっていることもあり、ドルトムントへの移籍に向けた交渉が行われていると報じられていた。
だがトゥヘル監督は、ゼラレム獲得の可能性についての質問に「今すぐ? それはない。私の知っている限りはね」と返答。また、ゼラレムに限らず1月に新たな選手を補強することは考えていないと述べた。
「誰かを加えることになるとは思わない。(今季開始時には)新しい選手が大勢いたが、適応には時間がかかるものだ。経験豊富なドイツ人選手であっても時間がかかることは認めなければならない」とトゥヘル監督。シーズン途中にまた新たな選手を加え、適応の時間が必要となることは避けたいようだ。
ウインターブレイク前のブンデスリーガで3試合連続のドローに終わったドルトムントは、首位バイエルン・ミュンヘンに12ポイントの差をつけられて6位に位置している。現地時間21日に行われるリーグ再開後の初戦ではアウェイでブレーメンとの対戦が予定されている。
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