ハート放出で足元に優れるブラボを獲得
夏の補強にはペップ・グアルディオラ新監督も納得と思われた。攻撃陣では、定位置を奪えずにいたウィルフィリード・ボニーと体重オーバーで夏を迎えたサミル・ナスリがレンタルで「整理」され、ノリートとイルカイ・ギュンドアンが加入。26歳の後者は中盤中央を務める守備力も備え、33歳のヤヤ・トゥーレに代わる新たな中核と目された。
DF陣にも、怪我の多いバンサン・コンパニの長期的後継者としてジョン・ストーズを獲得。ボールの持てる新CBは貴重な国産の22歳でもある。ジョー・ハートにレンタル移籍を敷いたクラウディオ・ブラボ獲得には疑問も持たれたが、このGK交代も「足下」を重視する指揮官の意向によるものだ。