高松大樹氏【写真:Getty Images】
2016年シーズンまで大分トリニータでプレーしていた元日本代表の高松大樹氏が、大分市議会議員選挙に立候補することを決断した。10日、自身の公式サイトで明かしている。
35歳の高松氏は、FC東京に期限付きで移籍していた2011年を除く全てのキャリア大分で過ごし、“ミスター・トリニータ”としてファンに愛された。同氏は昨年11月に現役引退を表明し、スパイクを脱いでいる。
その“ミスター・トリニータ”は10日、「地域への恩返し」というタイトルでブログを更新。まず「大分市議会議員選挙に立候補することを決意しました」と表明すると、「昨年、引退を決意してから、自分にできることを試行錯誤しながら色々と考えてみました。私のすばらしい経験は、地域の方々の支えなしには不可能でした。スタジアムでの応援、あるいは多くのイベントでの応援など、感謝しかありませんでした。その感謝を考えた時に、地域への恩返しで大分市議会議員になることを自ら決意しました」と、決断に至った心境をつづっている。
「サッカー界から政治の世界への転身は、厳しいものがあるとは覚悟の上です」と締めくくった高松氏。覚悟は決まっている様子だ。
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