リオネル・メッシの像【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの像が、何者かによって破壊された。『ESPN』などが伝えている。
メッシの像は昨年6月に完成した。アルゼンチンの有名スポーツ選手の像が並ぶブエノスアイレスのパセオ・デ・ラ・グロリアに、サッカー界のスーパースターの像も加わった形だ。
しかし現地時間9日、メッシ像の上半身が何者かによって破壊されているのが確認された。ブエノスアイレス市は、「すでに修復作業が始まっています」と声明を出している。
この像は、メッシの功績を称える意味のほかに、昨年夏のコパ・アメリカのあとで代表引退を宣言した同選手を説得する目的で製作された。
米『フォックス・スポーツ』は、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがFIFAの年間最優秀選手賞“ザ・ベスト”を受賞した日と同じタイミングでメッシ像が破壊されたことを「少し奇妙だ」とし、「C・ロナウドの大ファンがブエノスアイレスにいるのかも?」と締めくくっている。
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