プスカシュ賞を受賞したMFモード・ファイズ・スブリ【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は9日、スイスのチューリッヒで2016年の年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」を開催し、最も優れたゴールを決める「FIFAプスカシュ賞」にマレーシアリーグ1部ペナンに所属するマレーシア代表MFモード・ファイズ・スブリが決めたゴールが選出されたことを発表した。
スブリは、昨年2月16日に行われたリーグ戦のペナン対パハン戦で信じられない軌道を描く直接フリーキックを叩き込んだ。左サイドから放たれた強烈なシュートは、一度左に反れてから急激に右にカーブしてゴール右のサイドネットに突き刺さった。この強烈なインパクトを残したシュートが世界中の注目を集め、59.46%の投票を得て、スブリはアジア人選手として初めてプスカシュ賞を受賞している。
受賞したスブリは、FIFAの公式サイトで「トッププレイヤーたちの1人に含まれ、彼らの内の1人としてここにいることにとても興奮した。受賞者が発表される前にはとても緊張していたけれど、受賞してから全てが落ち着いた」とコメント。
そして、「僕は練習で本当に熱心にハードワークをしたから、これはその成果だと思う。このゴールは、これまでの僕のキャリアのベストゴールだね」と、受賞した喜びを語っている。
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