バルセロナのイバン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
バルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチは、マンチェスター・シティからオファーを受け、移籍に近づいているとも報じられている。
バルサ加入3シーズン目を迎え、これまでレギュラーとしてプレーしてきたラキティッチだが、ここ数週間は出場機会が減少している。リーガエスパニョーラでは12月3日のレアル・マドリー戦に先発出場したあと、オサスナ戦、エスパニョール戦ではいずれもベンチで90分間を過ごし、現地時間8日に行われたビジャレアル戦では招集メンバーからも外れた。
8日付のクロアチア紙『ユタルニイ・リスト』は、そのラキティッチがシティへの移籍に近づいていると伝えた。シティからオファーが届いており、ラキティッチはこの冬にも移籍を受け入れる可能性があるという。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督はラキティッチにとって憧れの存在であり、バルサ加入時に「背番号4」を選んだのも、同監督が現役時代につけていた番号だからだと認めている。
だが、バルサのルイス・エンリケ監督はこの噂を一蹴した。ビジャレアル戦後の会見でのコメントをスペイン紙『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。
「招集メンバーや先発メンバーを決めるのは私の仕事だ。報道されていることは何も関係がない。クロアチアメディアであれ、スペインであれ、イングランドであれ、イタリアであれ、報道されている内容は25%ほどしか信頼できるものではない」
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