メス所属の川島永嗣【写真:Getty Images】
クープ ・ドゥ・フランス(フランスカップ)のベスト64(9回戦)の試合が現地時間8日に行われ、リーグアン(1部)のメスはリーグドゥ(2部)のRCランスとアウェイで対戦した。
メスに所属する日本代表GK川島永嗣は、この試合でフランスでの公式戦初出場を果たした。昨年夏にメスに加入した際に”第3GK”であることを明言され、これまでリーグ戦でベンチ入りはあっても出場の機会を得ることはできていなかった。
先発に起用された川島は、チームが劣勢な戦いを強いられる中で正面へのシュートなどを確実に処理して失点を防いでいたが、63分にはついにゴールを破られてしまう。相手の1本目のシュートは好セーブで阻んだが、こぼれ球をMFブリジョーに蹴り込まれた。
終了間際の90分にはランスが追加点。エリア内でボールを受けたFWロペスが反転からのシュートで川島を破った。1点目と同じく味方DFの股間を抜かれての難しいシュートだった。
メスはリーグアンでも5試合白星がなく、降格圏に沈んで苦しい戦いを強いられている。今後は現地時間11日にクープ・ドゥ・ラ・リーグ(リーグ杯)準々決勝でのパリ・サンジェルマン戦、15日にリーグアンでの首位ニース戦と厳しいカードが続く。
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