アンドレア・ベロッティ【写真:Getty Images】
トリノのFWアンドレア・ベロッティに対して、アーセナルが関心を示している。トリノのスポーツディレクターを務めるジャンルカ・ペトラーキ氏が、伊メディア『スカイ』で語った。
イタリア代表のベロッティは、以前からアーセン・ヴェンゲル監督が注目している23歳のアタッカー。今シーズンはトリノですでにリーグ戦13得点を挙げており、アーセナルは関心を強めているところと言われていた。
アーセナルから移籍金6500万ユーロ(約80億円)のオファーがあったのかと問われたペトラーキ氏は「イエスだ。確かにオファーがあったよ」と認めた。しかし、「それはベロッティの価値を正確に反映したものではない」とし、放出の意思がないことをはっきりさせている。
昨年12月、トリノはベロッティとの契約を2021年まで延長した。この契約には、国外クラブに移籍する際の契約解除金が1億ユーロ(約123億円)になるという条項が盛り込まれており、アーセナルの提示額では満足できないのかもしれない。
とはいえ、トリノにとって6500万ユーロのオファーは無視するのが簡単ではないはず。今後も両クラブの駆け引きは続くのだろうか。
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