ヴォルフスブルクのルイス・グスタボ【写真:Getty Images】
ヴォルフスブルクに所属するブラジル代表MFルイス・グスタボの獲得を巡り、ユベントスとインテルが“イタリアダービー“を繰り広げることになるかもしれない。7日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
2013年からヴォルフスブルクでプレーするL・グスタボは、今シーズン開始前にもユーベの新戦力候補であることが報じられていた。マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したフランス代表MFポール・ポグバの代役候補に挙げられたが、結局移籍は実現せずヴォルフスブルクに残っている。
イタリア王者は再び29歳のブラジル人MFの獲得を試みることになるかもしれないが、そう簡単に事が運ぶとは限らない。インテルやニースなども同選手の獲得に動こうとしていると報じられている。
夏の時点ではヴォルフスブルクは移籍金2000万ユーロ(約24億6000万円)を要求していたものの、現在はもう少し金額が引き下げられているという。ユーベは買い取りオプション付きレンタルでの獲得を望んでいるが、インテルはMFジョフレー・コンドグビアを売りに出すことで、ユーベより好条件を提示して争うことも可能かもしれない。
4日付の独誌『キッカー』は、自身の移籍の噂についてのL・グスタボのコメントを伝えている。ニースからのオファーの話に関しては「何も聞いていない」と否定しつつ、ユーベやインテルも含めた移籍の可能性については「何かあれば話をするだろう。何もなければ喜んでここに残るよ」と述べ、オファーがあれば応じる可能性を否定はしていない。
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