ボーンマスのネイサン・アケー【写真:Getty Images】
チェルシーは、ボーンマスに期限付き移籍しているU-21オランダ代表DFネイサン・アケーをシーズン途中で呼び戻す可能性が高くなったようだ。ボーンマスのエディー・ハウ監督が7日に英メディア『BBC』で明かした。
アケーは2012年にチェルシーのトップチームにデビュー。レディング、ワトフォードへのレンタルで経験を積み、今季は1年間のレンタルでボーンマスに加入していた。
ボーンマスではここまでプレミアリーグ10試合に出場して3ゴールを記録するなど活躍を見せてきたが、レンタルは打ち切られることになりそうだ。ハウ監督は「まだ100%決まったわけではない」としながらも、アケーを失う見通しであることを認めている。
「彼は素晴らしい活躍をしてきたので、我々にとっては大きな痛手となる。ネイサンと同等の選手を連れてくるというのは、言うのは簡単でも実行は難しい。そういう選手があまり多くないのは確かだ。だからこそチェルシーは彼を呼び戻そうとしている」
チェルシーのアントニオ・コンテ監督も、アケーの状況を注視していることを認め、「今回のウインドウで興味深い選択肢になるかもしれない」と認めている。プレミアリーグで首位を走るチェルシーは、シーズン後半戦に向けて”新戦力”をチームに加えることになりそうだ。
【了】