パリ・サンジェルマンのユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
冬の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)に加入したドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーは、デビュー戦で1ゴールを記録する上々のスタートを切った。
ヴォルフスブルクに在籍していたドラクスラーは、PSGへの完全移籍が今月3日に正式に発表された。移籍金4000万ユーロ(約49億円)が支払われたとみられる期待の新戦力は、現地時間7日に開催されたフランスカップのバスティア戦で公式戦デビューを飾った。
チームが4-0のリードを奪ったあと、58分から交代で出場したドラクスラーは、終了間際にチームの7点目となるゴールを記録。ハテム・ベン・アルファからのスルーパスを受けてゴール前へ抜け出し、冷静にGKの動きを見て浮き球をゴールネットへ送り込んだ。
「ユリアンは良いプレーをしてくれた。デビュー戦でゴールを決めるのは大事なことだ。自信に繋がるからね」とウナイ・エメリ監督も試合後にドラクスラーに賛辞を送っている。
7-0での大勝は、PSGにとっても歴史的な試合となった。クラブ公式サイトによれば、フランスカップでの1試合7得点は1977年以来40年ぶり。また、この試合では7人の異なる選手が得点を記録しており、公式戦ではクラブ史上初の快挙とのことだ。
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