マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、FWリオネル・メッシとFWクリスティアーノ・ロナウドの2人に続いてサッカー界の頂点に立つ可能性がある選手として数人の名前を挙げている。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトによるインタビューで語った。
メッシとC・ロナウドの2人は、近年のサッカー界を代表するスター選手として君臨し、あらゆる個人賞を独占し続けてきた。サッカー界の年間最優秀選手に贈られるバロンドール(昨年までは「FIFAバロンドール」)は、9年連続で2人のどちらかが受賞している。
”メッシ&C・ロナウド時代”が終焉を迎える気配はまだ感じられないとしても、いつかは別の選手がトップの座を引き継ぐことは間違いない。ポグバはその候補として、チェルシーのMFエデン・アザール、バルサのFWネイマール、同FWルイス・スアレスの3人を挙げた。
「アザール、ネイマール、スアレスはすごく良い活躍をしていて、ゴールを決めている。素晴らしい選手たちだ。ゴールを決め続けたとすれば可能なはずだよ」とポグバは語る。
だが、メッシとC・ロナウドを王座から引きずり下ろすことが期待できる選手としてポグバが挙げたのは、その2人より若い選手たちばかりではない。「マンチェスター・ユナイテッドにはズラタン(・イブラヒモビッチ)もいる。彼にも可能だ。35歳だが、今のプレーぶりを見てみれば、10年以上トップレベルにいた選手だということがよく分かる」
昨年夏にサッカー界の移籍金の史上最高額を更新したポグバも、今後数年間で世界のトップに立つことが期待される選手の一人だ。自分自身に関しては「まだまだ遠い。トップ10やトップ5、トップ3にでも入れれば素晴らしいこと」だとしながらも、「2位や3位は最悪の場所だ」と頂点への意欲をのぞかせている。
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