マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、1月の移籍市場でDFを補強する可能性を否定している。6日付の英メディア『BBC』などが同監督のコメントを伝えた。
コートジボワール代表としてアフリカネイションズカップ2017に出場するDFエリック・バイリーがチームを離れることもあり、ユナイテッドはDFを補強するのではないかとみられていた。ベンフィカのスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフの獲得に迫っていることが報じられ、サウサンプトンに移籍を志願しているポルトガル代表DFジョゼ・フォンテも新戦力候補だと噂されている。
だが、指揮官はバイリー不在の期間を現有戦力で乗り切ると主張した。「バイリーを待つつもりだ。その(バイリーが欠場する)8試合の状況を、3人がコントロールできることを願っている」とモウリーニョ監督。クリス・スモーリング、フィル・ジョーンズ、マルコス・ロホの3人のDF陣を交代で起用していく考えを示している。
「試合ごとに誰か1人を休ませるようにしたい。土曜日は1人を休ませ、ハル戦ではまた別の1人を休ませる。必要なら4人目のDFとしてダレイ・ブリントもいるし、マイケル・キャリックもいる」
ユナイテッドは7日にはFAカップ3回戦でレディングと、10日にはリーグ・カップ準決勝でハル・シティと対戦し、その後はプレミアリーグの戦いを再開させる。アフリカネイションズカップは14日に開幕し、コートジボワール代表が勝ち進んだとすればユナイテッドは2月初旬までバイリーを欠くことになる。
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