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バイエルンのエース、中国からの”世界最高年俸”提示を拒否。代理人が語る

text by 編集部 photo by Getty Images

ロベルト・レバンドフスキ
バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、中国から届いた“年俸世界最高額“のオファーに断りを入れたのだという。代理人が6日付のポーランドメディア『SportoweFakty』によるインタビューに語った。

 ブラジル代表MFオスカルや元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル、ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルなど、今季もすでに多くのスター選手が中国行きを決めた。バイエルンのエースストライカーとしてゴールを量産しているレバンドフスキにも、誘いの声はかかっていたようだ。

「スター選手たちを中国へ送り込んでいる代理人から連絡を受けた。クラブの名前については言及されなかった」と代理人のツェザリー・クハルスキ氏は話している。

「もしレヴィ(レバンドフスキ)が中国行きを決めたとすれば、サラリーは4000万ユーロ(約49億円)を大きく上回ることになっていた。カルロス・テベスが稼ぐ金額以上ということだ」とクハルスキ氏。さらに、バイエルンに対しては2億ユーロ(約246億円)という移籍金が準備されていたのだという。

 ボカ・ジュニオルスから上海申花への移籍が決定したテベスの報酬額は、年俸に換算して48億円程度となり、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシらを上回る世界最高額になると報じられていた。代理人の言葉通りなら、レバンドフスキに提示された金額はそれをさらに上回るものとなる。

 だが、バイエルンとの契約を2021年まで残しているレバンドフスキに、中国からの誘いに応じる意志は全くないとのことだ。「今のところロベルトは売りに出されてはいない」と代理人は述べている。だが「絶対というものはない。人生には複数の選択肢があるものだ」とも付け加え、将来に向けてはあらゆる可能性を閉ざしてはいない。

【了】

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