バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジェラール・ピケは、現地時間5日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)5回戦1stレグのアスレティック・ビルバオ戦での審判の判定に不満を述べている。6日付のスペイン紙『アス』などが試合後のコメントを伝えた。
アウェイでビルバオと対戦したバルサは、前半25分と28分に立て続けに失点。後半にはFWリオネル・メッシが直接フリーキックから1点を返したものの、1-2で1stレグを落とす結果となった。
試合終盤には2人の退場者を出したビルバオが9人で試合を終えることになったが、ピケは審判のジャッジがバルサにとって不利に働いたと主張している。FWネイマールと自分自身に対するファウルでPKを取られるべき場面があったと振り返った。
「ネイマールへのPKはとても明白なものだった。ゴルカ(・イライソス)から僕へのファウルもそうだ」とピケ。さらに、前日のレアル・マドリー対セビージャ戦ではマドリーにとって有利な笛があったと騒がれたことにも言及し、審判による意図的な不公平が存在するという考えを口にしている。
「こういうものだというのはもう分かっている。昨日のマドリー対セビージャ戦でも目にした通りだ。僕らがプレーしたいのはフットボールであって、こういう審判たちが引き起こすようなルーレットじゃない。(審判たちは)レベルを上げてほしいね」
1点ビハインドで1stレグを折り返したバルサは、現地時間11日に行われる2ndレグでビルバオをホームに迎える。
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