マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、今後数年での監督業からの引退を示唆したとされる自身の発言について説明を加え、早期引退の可能性を否定した。5日付の英メディア『BBC』などが伝えている。
今季からシティを率いるグアルディオラ監督は先日、米メディア『NBC』によるインタビューに対し、「60歳や65歳までベンチにいることはない。別れのプロセスはもう始まっていると感じている」と発言。「監督キャリアの終わりに近づきつつあるのは確かだ」とも述べ、今後数年間シティを率いたあと引退する可能性を示唆したと受け取られていた。
だが、現在45歳の指揮官は自身の発言について説明を加えた。「キャリアへの別れに近づいていると言うのは適切ではなかったかもしれない。引退すると考えているわけではない」と述べ、さらに次のように続けている。
「インタビューで言ったのは、60歳になった時に監督はしていないということだ。だが私は今45歳だ。あと2年や3年で引退することはない。60歳まで監督をしないというのは、人生の中で別の何かを望んでいるからだ。だが今後の3年、4年、5年、6年、7年間でのことではない」
グアルディオラ監督は2007年にバルセロナBで指導者としてのキャリアをスタートさせ、その後バルサのトップチームとバイエルン・ミュンヘンを率いた。すでにチャンピオンズリーグ優勝2回やリーガエスパニョーラ優勝3回、ブンデスリーガ優勝3回など大きな成功を収めてきたが、まだ仕事への意欲を失ってはいないようだ。
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