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千葉内定の青森山田MF高橋壱晟、“伝統の背番号”への重圧も…「10番として初優勝を」

text by 編集部 photo by Getty Images

青森山田
青森山田の高橋壱晟【写真:Getty Images】

 第95回全国高等学校サッカー選手権大会の準々決勝が5日に開催され、神奈川県の等々力競技場では正智深谷(埼玉)と青森山田(青森)が対戦。

 J2のジェフユナイテッド千葉への加入が内定している3年生のMF高橋壱晟が1得点1アシストを記録する活躍を見せた青森山田が3-1の勝利を収めて準決勝に進出した。

 勝利の立役者となった高橋だが、試合後には「物足りない」と満足感を見せず、次の準決勝を見据えた。

「もうちょっと自分の中でボールを落ち着かせることができれば攻撃の時間も増えたと思うんですが、守備だけになってしまったことが課題です」

 背番号10をまとう高橋だが、大きなプレッシャーもある。これまでの青森山田の10番といえば、柴崎岳(鹿島アントラーズ)や神谷優太(湘南ベルマーレ)らが背負ってきた伝統の背番号だ。

 これまでの選手権大会では優勝がない青森山田。エースナンバーを背負う重圧はありながらも、高橋は10番への重圧は感じながらも悲願の初優勝に向けての意気込みを語った。

「今まで偉大な10番がいましたけど、その選手たちがいても選手権の優勝は獲れていないので、そういう意味では10番として初優勝をさせられるようにチームに貢献できたらいいなと思います。10番として見られることが多いので、その中でチームを引っ張っていく姿を絶対に見せていかなければいけないと思います」

 青森山田は7日に決勝進出を懸けて東海大仰星(大阪)と埼玉スタジアムで対戦する。

【了】

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