バイエルン・ミュンヘンのホルガー・バドシュトゥバー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFホルガー・バドシュトゥバーは、1月の移籍市場で他クラブへレンタル移籍する可能性が高まっているようだ。代理人が3日付の独紙『ハンブルガー・アーベントブラット』に明かしている。
バイエルン下部組織で育ち、若くしてトップチームで定位置を確保したバドシュトゥバーだが、過去4年間は相次ぐ負傷による長期離脱に苦しめられてきた。今季は10月末のアウクスブルク戦で約8ヶ月ぶりの公式戦出場を果たしたが、ブンデスリーガでの出場はその1試合にとどまっている。
代理人のペーター・ドゥビナーゲ氏によれば、出場機会を求めるため1月に他クラブへ移ることでバイエルンと合意したとのことだ。ウリ・ヘーネス会長やカール=ハインツ・ルンメニゲCEOと「非常に良い話ができた」とドゥビナーゲ氏は話している。
ハンブルガーSVは具体的に関心を示しているクラブのひとつだが、獲得が実現する可能性は低いようだ。「ハンブルガーはバイエルンに打診してきたが、ホルガーや私と話はしていない」と代理人は述べ、移籍先となる可能性はわずかだという考えを述べている。
数日前には、元バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティがバドシュトゥバーの獲得を検討しているとも報じられていた。バイエルンとの契約が今季で満了することから、冬の移籍市場で安価での完全移籍が可能との見方だった。
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