ミランのFWカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑が所属するミランのFWカルロス・バッカは、中国からのメガオファーを拒否したようだ。4日にイタリア『ガッザメルカート.it』が伝えている。
移籍市場で猛威をふるっている中国旋風。巨額のオファーでカルロス・テベス、オスカル、アクセル・ヴィツェルらを今冬の移籍市場で獲得した中国勢だが、中にはそのオファーを拒否する者もいるようだ。そのような選手の1人がバッカだという。
バッカは今季に6得点を決めたものの、昨年10月2日以降得点を決めていない。筋肉の負傷により数週間の離脱を強いられると、その間に起用された新加入のFWジャンルカ・ラパドゥーラが存在感を示したこともあり、現在困難な時期を過ごしていることから移籍の噂がされている。
その移籍先候補の1つとされているのが、中国スーパーリーグの北京国安のようだ。同クラブは、バッカに対して年俸1000万ユーロ(約12億円)の3年契約をオファーしたと報じられているが、バッカはそのオファーを拒否したという。そして、バリラ氏もバッカがミランに残りたがっていることを『カルチョメルカート.com』のインタビューで裏付けた。
「現在ミランから出て行くべき理由などないんだ。彼も彼の家族もイタリアを居心地よく感じいるし、クラブも彼のパフォーマンスに満足している。彼はここに残りたがっているし、今年ミランでたくさんゴールを決めたがっている」
以前にはセビージャやパリ・サンジェルマンなどのクラブも関心を示していると報じられたバッカ。しかし、現時点ではミランが放出を望まない限り、チームに残る可能性が高いとみられているようだ。
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