ヴェスレイ・スナイデル【写真:Getty Images】
ガラタサライに所属するオランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルの代理人が、同選手に対する中国クラブからの関心を認めた。
古巣インテルの専門メディア『FCInter 1908』のインタビューに応じたスナイデルの代理人、グイド・アルバース氏は「(中国クラブからの関心は)ある。2クラブが彼を欲している」と明かした。
しかし、同時に「まだガラタサライとの契約があり、選手本人には何の提案もない。2つのクラブがガラタサライに身分照会をしてきた段階で、現時点でオファーは受け取っていない」とも述べており、具体的な動きには発展していないようだ。
また、アルバース氏はスナイデルとガラタサライの間で結ばれた契約の中にある違約金の額についても明らかにしている。インタビューの中で「どんなクラブでも750万ユーロ(約9億2000万円)を支払えばヴェスレイを獲得できる」と述べた。
国内の治安悪化にともないトルコを離れたがる選手が多い中、スナイデルは今すぐガラタサライを退団するつもりはないという。それでもアルバース氏は「提案の種類しだいでは検討する」と中国移籍の可能性を排除していない。
今後のオファーの額やクラブの補強動向しだいでは今冬移籍を決断したオスカルやカルロス・テベス、アクセル・ヴィツェルに続いてスーパースターがまた1人、中国の地を踏むことになるかもしれない。
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