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英代表守護神はリバプール入りを希望? トリノ完全移籍は不可能と会長認める

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョー・ハート
トリノにレンタル中のジョー・ハート【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティからトリノへレンタルされているイングランド代表GKジョー・ハートだが、今シーズン終了後の去就は定かではない。トリノの会長が完全移籍での獲得が困難と認める一方で、プレミアリーグの強豪クラブからの関心も取りざたされている。

 シティとイングランド代表のレギュラーGKとしてプレーしてきたハートだが、今季からシティ指揮官に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督には高く評価されず。レンタルの形でイタリアに新天地を求めることになった。

 トリノのウルバーノ・カイロ会長は、定位置を確保したハートのプレーに満足しながらも、来シーズンに完全移籍で獲得することは難しいと認めている。「彼を大事にしているが、我々の選手ではない。彼の給料は全く手が出せないものだ。6月まではこのまま進んで、それからどうなるか見てみよう」と伊紙『ラ・スタンパ』のインタビューに答えている。

 トリノがレンタル延長を試みる可能性もあるが、イングランドではチェルシーやリバプールなどが獲得に関心を抱いているとも報じられている。12月31日付の英紙『ミラー』は、ハートがリバプールへの移籍を熱望しており、可能性があるのなら迷わず応じるという意志を友人たちに話したと伝えた。

 シティはハートを移籍させるなら英国外を望んでいるとの見方もあるが、不動の守護神と言うべき存在を欠いているリバプールは移籍先として有力候補になり得るかもしれない。だが1日付の英メディア『スカイ・スポーツ』は、ハート獲得はリバプールのプランにはないとも伝えている。トリノへのレンタル期間が満了する今季末に向け、引き続き去就が注目されていくことになりそうだ。

【了】

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