2017年の年明けを迎えるにあたって、レアル・マドリーの新旧スターがSNSで対抗心をぶつけ合っている。

　現マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースは、年明け直後に新年を祝うメッセージ画像をツイッターで投稿。だがそこに記されたメッセージには、ちょっとした“イタズラ心“が込められていた。

　スペイン語で「Feliz 2017（幸せな2017年を）」とするところを、「1」の代わりにブラジル国旗、「7」の代わりにドイツ国旗が配置されている。ドイツが開催国ブラジルに7-1の歴史的大勝を収めた2014年ワールドカップ（W杯）準決勝のスコアを表しているのは明らかだった。

　これに対抗したのが、かつてマドリーでもプレーした元ブラジル代表のロナウド氏。こちらは「2」の代わりにブラジル国旗、「0」の代わりにドイツ国旗を置いたメッセージを、自身の2ゴールによりブラジルがドイツを2-0で下した2002年日韓W杯決勝の写真とともにクロースへ返信している。

　一方、現マドリーのブラジル代表DFマルセロは新年の挨拶とともに「いつも隣人にリスペクトを」と“リスペクト“を大文字で強調して投稿しており、クロースのツイートに答えたものだと受け取られている。クロースはその後のツイートでジョークだとフォローしているが、サッカー界を代表する2つの大国のライバル意識は今年も変わらないようだ。

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