“銀河系軍団”を束ねるボス。レアルの剛腕会長
フロレンティーノ・ぺレス【写真:Getty Images】
13位:フロレンティーノ・ぺレス(レアル・マドリー会長)
“銀河系軍団”レアル・マドリーで会長職を務めるフロレンティーノ・ペレス。チームバランスなど無視したスター選手の補強で、現場の監督を混乱に陥れ、結果が出ない監督ならば即解任。何とかバランスを見出し、結果を残したとしてもビセンテ・デル・ボスケのようにぺレス会長のお気に召さなければ解任されてしまう。
ぺレス会長政権下で解任された監督は12年間で10人に及び、現在監督を務めるジネディーヌ・ジダンは11人目の監督になる。
その強権ぶりと金にものを言わせた補強には批判が集まるものの、2014年には“ラ・デシマ”(10度目のCL優勝)を達成し、ラファエル・ベニテス監督を解任した昨シーズンはジダン監督が11度目のCL制覇をもたらした。
勝てば官軍。今季は「クラブのDNA」であるCLだけでなく、2011/2012シーズン以来となるリーグ優勝も欲しているはずだ。