またも“オリジナル10”が降格。名古屋がクラブ史上初のJ2へ
名古屋グランパスはクラブ史上初のJ2降格を喫した【写真:Getty Images】
起こった時期:11月3日
今季から小倉隆史氏がGM兼監督として就任した名古屋グランパス。しかし初めての監督業となった小倉氏は苦戦に苦戦を重ね、8月に“休養”という名目で退任することとなった。
この時、名古屋は4勝7分15敗で降格圏の16位。この危機を脱するべく、かつてドラガン・ストイコビッチ監督(当時)の右腕としてリーグ優勝に貢献したボスコ・ジュロヴスキー氏に指揮を託し、昨季限りで退団していた田中マルクス闘莉王もブラジルから呼び戻した。
ジュロヴスキー新監督就任後は6試合で3勝2分1敗と持ち直したかに思われたが、最後の2試合で連敗を喫し、クラブ史上初のJ2降格を喫した。
Jリーグ創成期から加盟する“オリジナル10”のうちJ2に降格していなかったクラブは鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス、そして名古屋の3クラブのみ。しかし、昨年の清水エスパルスに続いて再び“オリジナル10”がJ1の舞台から姿を消すことになった。