育成年代が世界で躍動! U19男子がアジア初制覇、U17女子はW杯準V
アジアU-19選手権で初優勝を遂げたU-19日本代表【写真:Getty Images】
起こった時期:10月30日(U-19日本代表の選手権優勝決定日)
男子日本代表はワールドカップ最終予選で苦戦を強いられ、なでしこジャパンはリオ五輪出場権を逃すなど落胆が多かった男女A代表の一方で、アンダーカテゴリの代表チームは世界の舞台で躍動していた。
U-19男子代表はバーレーンで開催されたアジアU-19選手権を順調に勝ち進み、決勝ではサウジアラビアをPK戦の末に下して大会初優勝を遂げた。また、それと同時に来年韓国で開催されるU-20ワールドカップの出場権も掴み取っている。
また、“ヤングなでしこ”(U-20女子代表)はパプアニューギニアでのU-20女子ワールドカップで準決勝に進出。フランスに敗れて決勝進出は逃したが、アメリカを破って世界3位に輝いた。
彼女たちよりもひとつ下の世代となる“リトルなでしこ”(U-17女子代表)は、ヨルダンで行われたU-17女子ワールドカップで決勝にまで駒を進めている。決勝では北朝鮮にPK戦で敗れて涙を呑む結果となったが、若き世代が将来に向けて明るい兆しを見せた大会となった。