Jリーグに“黒船”DAZN襲来! 10年総額2100億円の大型放映権契約
パフォーム社と放映権契約を締結したJリーグの村井満チェアマン【写真:フットボールチャンネル編集部】
起こった時期:7月20日
Jリーグは7月、英放送局パフォーム社と来季からの10シーズンに渡って総額2100億円の大型放映権契約を締結したことを発表した。
同社が提供する「DAZN(ダ・ゾーン)」により、インターネット環境を通じてJ1、J2、J3などの試合が生中継される。
この大型契約により、来季のJリーグの予算は今年度の135億4300万円から265億900万円に倍増。これにより、村井満チェアマンはクラブへの均等配分や賞金の増額、強化配分金の創設、放送環境の整備などに投資することを明言している。
また、大型放映権契約の締結は2015年から復活した2ステージ制の廃止にも繋がった。当初はシーズン中に見所の山場を設けて放映権収入を増やすために2ステージ制移行が決行されたが、パフォーム社との大型契約によって1ステージ制回帰に踏み切った。
突如JリーグにやってきたDAZNはまさに“黒船”ともいえる存在だが、来年も多くの変化をJリーグにもたらすかもしれない。