なでしこ、まさかの五輪予選敗退。16年ぶりに本大会出場権逃す
リオ五輪出場権を逃したなでしこジャパン【写真:Getty Images】
起こった時期:3月7日
2011年ドイツワールドカップ女王であり、2012年ロンドン五輪では銀メダル獲得、2015年カナダワールドカップでは準優勝と近年の国際大会で華々しい実績を残してきたなでしこジャパンだが、2016年は苦しい1年となった。
大阪で開催されたリオ五輪アジア最終予選で、初戦のオーストラリア戦を1-3で落とすとその後も勝ち点3を掴むことができず。4試合目でベトナムを6-1で下して初勝利を収めるも、その他の試合結果の関係で試合前に本大会出場権を逃すことが決まってしまった。
女子サッカーが五輪の正式種目となってから、なでしこジャパンが本大会に出場できなかったのは2000年シドニー大会以降16年ぶりのことである。
この予選を最後に佐々木則夫監督は退任。U-20女子代表を率いる高倉麻子氏がなでしこジャパン史上初の女性監督として就任した。2017年は、なでしこジャパンが再び世界の舞台で大輪の花を咲かせるための挑戦が続く。