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林がFC東京、矢野が新潟、レオ・シルバが鹿島へ。大宮は茨田、甲府は兵働を獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

レオ・シルバ、矢野貴章、林彰洋
レオ・シルバ、矢野貴章、林彰洋【写真:Getty Images】

 シーズンオフに入っている明治安田生命Jリーグの各クラブからは、30日にも来シーズンに向けた選手の移籍の動きが数多く発表された。

 日本代表GK林彰洋は、J1サガン鳥栖から同じくJ1のFC東京へ完全移籍することが発表された。期限付き移籍で加入していた時期も含めて3年半を過ごした鳥栖を離れ、出身地でもある東京のクラブでプレーすることになる。

 J1チャンピオンの鹿島アントラーズは、アルビレックス新潟からブラジル人MFレオ・シルバを完全移籍で獲得。2013年から4年間プレーした新潟で中心選手としてプレーし、2014年にはJリーグベストイレブンにも選出されるなどの活躍を見せてきた。また、鹿島は松本山雅FCに期限付き移籍していたFW高崎寛之が松本に完全移籍することも発表した。

 柏レイソルのMF茨田陽生は、大宮アルディージャへ完全移籍することが決定。ユース時代から16年間を過ごしたクラブを初めて離れることになる。柏は4年間在籍したMF太田徹郎の退団も発表している。

 来季J2に降格する名古屋グランパスからは、元日本代表の矢野貴章が新潟へ移籍することが決まった。2012年まで在籍していた古巣への復帰となる。

 また、名古屋はGK西村弘司が今シーズン限りで現役を引退することも発表している。現在32歳の西村は2008年に名古屋に加入。守護神・楢崎正剛らの存在もあり出場の機会は少なかったが、今季のヤマザキナビスコカップ(現ルヴァンカップ)初戦では6年ぶりの公式戦出場を果たしていた。

 ヴァンフォーレ甲府は、J2水戸ホーリーホックからMF兵働昭弘を完全移籍で獲得。過去に清水エスパルスや柏などでもプレーした兵働はJ1で6年ぶりにプレーすることになる。

 来季からJ1に復帰するセレッソ大阪は、ブラジル人MFソウザが完全移籍で加入することを発表した。今年2月にクルゼイロからの期限付き移籍で加入していたソウザは、J2で39試合に出場して8ゴールを挙げるなどチームのJ1昇格に大きく貢献していた。

 J2の京都サンガから同じくJ2のモンテディオ山形に期限付き移籍していた元日本代表FW大黒将志は、京都への復帰が両クラブから発表された。清水はMF石毛秀樹がファジアーノ岡山へ期限付き移籍することを発表している。

 12月30日に発表された主な移籍は以下の通り。

高崎寛之(鹿島→松本、完全移籍)
レオ・シルバ(新潟→鹿島、完全移籍)
兵働昭弘(水戸→甲府、完全移籍)
林彰洋(鳥栖→FC東京、完全移籍)
矢野貴章(名古屋→新潟、完全移籍)
石毛秀樹(清水→岡山、期限付き移籍)
茨田陽生(柏→大宮、完全移籍)
大黒将志(山形→京都、期限付き移籍満了)
ソウザ(クルゼイロ→C大阪、完全移籍)
太田徹郎(柏、退団)
西村弘司(名古屋、現役引退)

【了】

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