ジェノアからユベントスへの移籍が決定的となったベネズエラ代表MFトマス・リンコンは、29日にユーベ加入のためのメディカルチェックを完了させた。クラブ公式サイトが伝えている。

　2014年からジェノアでプレーし、ベネズエラ代表キャプテンも務めるリンコンは、セリエAでの6連覇を目指すユベントスの冬の移籍市場での最初の補強となる。移籍市場が開く1月3日に加入が正式発表されることが見込まれている。

　29日付の伊紙『トゥットスポルト』などが伝えたところによれば、ジェノアにはレンタル料として200万ユーロ（約2億4600万円）が支払われる。その後は買い取りオプションの行使が義務付けられており、さらに600万から700万ユーロ（約7億3800万～9億8300万円）が支払われることになるようだ。

　リンコンは1月1日からチームの練習に参加する見通し。同14日から開催されるアフリカネイションズカップ2017に出場するためチームを離れるガボン代表MFマリオ・レミナの穴を埋めることが期待されている。

　セリエAで順調に首位を走るユーベは、新年の初戦として1月8日にボローニャと対戦する。リンコンは早ければその試合でデビューを飾ることになりそうだ。

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