FC東京へ移籍する林彰洋【写真:Getty Images】
J1サガン鳥栖に所属していたGK林彰洋は、2017年より同じくJ1のFC東京へ移籍することが決定した。30日に両クラブから発表が行われている。
流通経済大学から欧州へ渡って選手としてのキャリアをスタートさせた林は、2012年に清水エスパルスに加入。2013年夏に期限付き移籍で鳥栖へ移り、翌年には完全移籍して計3年半にわたり鳥栖のゴールを守った。
これまで日本代表での試合出場経験はないとはいえ、ヴァイッド・ハリルホジッチ現監督もワールドカップアジア最終予選に招集するなど、歴代の代表監督から高評価を受けてきた。FC東京は、2016年のJ1全試合でゴールを守ったGK秋元陽太の古巣湘南ベルマーレへの移籍を29日に発表しており、林にはその穴を埋めることが期待される。
林は鳥栖の公式サイトで、「この3年半の間、自分の故郷かのように住むことの出来たこの九州の地、本当に大好きです」とコメント。「本当に話したいことは山ほどあります。それだけサガン鳥栖にいた時間は濃かったと、振り返ると思わされます。この経験を自分の糧にして、次のステップへ挑戦したいと思います」と別れの言葉を述べている。
一方、FC東京の公式サイトも林のコメントを伝えた。「チームの勝利に貢献するために、最後尾の選手として頼れる良い存在となれるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」と新天地のサポーターに向けて移籍後の第一声を発している。
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