エベル・バネガ【写真:Getty Images】
夏にセビージャからインテルへ移籍したものの、守備力や連携に不安を抱えて本来の実力を発揮できていないエベル・バネガ。チーム状態も悪く難しい立場にあり、冬の移籍も検討しているようだ。
同選手の代理人を務めるマルセロ・シモニアン氏は伊『トゥットメルカートウェブ』に対し、「現時点では残るとしか言えない」としながらイタリア国外から魅力的な誘いがあることを明かした。
1月に向けて移籍オファーを受け取っているか問われ「もちろん。それは隠せない」と話したシモニアン氏は、「私が明らかにできるのは中国から経済的視点で非常に重要なオファーが届いているということ。だがそれだけではない」と述べた。
実際には「プレミアリーグやリーガ・エスパニョーラの複数クラブがエベルについて尋ねてきている」とのことで、バネガが在籍わずか半年でインテルを去る可能性は十分あるようだ。
中国の蘇寧グループがインテルの主要株主になったことで、両者の関係は日増しに強くなっている。バネガはセビージャから移籍金ゼロでインテルに加入し、2019年夏まで契約を残している。仮に中国行きが実現すれば、かなりの額の移籍金が発生するだろう。
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