現役復帰を果たしたフアン・セバスティアン・ベロン氏【写真:Getty Images】
アルゼンチン1部のエストゥディアンテスは28日、同クラブの会長を務める41歳の元アルゼンチン代表MFのフアン・セバスティアン・ベロン氏と18ヶ月間の契約を結んだことを発表した。
ベロン氏は、デビューを果たしたクラブであり、そして現役引退を表明して会長に就任したクラブであるエストゥディアンテスで現役復帰を果たすことになった。
ベロン氏は、自身が以前に明かしていたように来年1月8日にアメリカで開催される親善試合の大会「フロリダカップ」で対戦することになるレバークーゼン戦で再びピッチに立つことになり、そして受け取ることになる最低限の給料は、同クラブ活動の発展のために寄付されることになるとされている。
ベロン氏は、1993-94シーズンに父親のラモン氏も在籍したエストゥディアンテスでプロデビューした。その後にセリエAのパルマやラツィオ、そしてプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した後、2013年に古巣であるエストゥディアンテスに戻り、翌年5月に現役引退を表明。そして、同年10月に同クラブの会長に就任している。
できるだけ早くコンディションを取り戻すためにこの数ヶ月間レアンドロ・デ・ローセ医師のもとでトレーニングを続けているとされているベロン氏。この契約により、今後はリーグ戦でもコパ・リベルタドーレスでもプレーすることになるようだ。
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