ブラジル・バイーアへの移籍が決定したDFパブロ・アルメロ【写真:Getty Images】
ブラジルのバイーアへ移籍することが決定したコロンビア代表DFパブロ・アルメロが、飛行機の中で一騒動を起こしたようだ。26日付の伊紙『イル・ガッゼッティーノ』が報じている。
過去にミランやウディネーゼ、ナポリやウェスト・ハムでプレーした30歳のアルメロは、今月23日にブラジルのバイーアへ完全移籍することが決定した。このため、同選手はブラジルへと向かっていたが、その時に搭乗していた飛行機の中で何名かの乗客によってスマートフォンで写真を撮影されたことにアルメロは腹を立てたという。
写真が撮られていることに気付いたアルメロは、撮影をした乗客らと口論を開始。そして、アルメロがそのスマートフォンを取り上げると、その乗客に向けて投げつけたことで状況が一気に悪化したようだ。
そこで、この状況に気付いた客室乗務員が直ぐにその場に駆け付け、興奮していたアルメロを落ち着かせたという。この口論を受けて、乗客たちはアルメロを飛行機から降ろすよう要求したとされているが、結局その飛行機はそのまま目的地まで向かったようだ。
アルメロがプライベート面で問題を起こしたのは、これが初めての事ではない。今年の夏には、アメリカのマイアミビーチにあるホテルで妻の髪を強制的にカットするなどの暴力を行ったとされ、家庭内暴力の容疑で逮捕されたと報じられている。
今季はウディネーゼで254分しかプレーしなかったアルメロ。新天地で心機一転を図りたいアルメロだが、そのためにはプライベート面でも改善を図る必要がありそうだ。
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