診断
補強診断 C
カルリーニョスの補強は大当たり。左足から繰り出される精度の高いパス、セットプレーは攻撃の軸として欠かせないものになった。ギラヴァンツ北九州から獲得した渡も加入初年で12得点。チームのトップスコアラーとなった。
一方、2010南アフリカW杯でカメルーン代表として10番を背負い、日本代表戦にも出場、シーズン途中に獲得したアチーレ・エマナは1試合も出場することはなかったように、上手くいかなかった補強もあった。
総合力診断 C
小林監督の下で長らくヘッドコーチを務め、チームを掌握していると期待された長島監督も得点力不足を改善することはできず、初めてのトップチームでの監督へのチャレンジは1年で終了。
昇格争いに絡むこともできなかった。来シーズンはJ加盟後初めての外国人監督の下で、新たなスタートを切ることになる。
【了】