バルセロナのアルダ・トゥラン【写真:Getty Images】
中国の”爆買い”が止まらない。連日多くの噂で移籍市場をにぎわせている中国サッカー界に、今度は広州恒大がバルセロナのMFアルダ・トゥランに巨額オファーを提示するという話があるようだ。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
これは、アルダの母国トルコ誌『ファナティック』が明らかにしたもので、広州恒大はアルダ獲得のために5000万ユーロ(約61億2000万円)の資金を用意するということだ。
『アス』紙によると、中国サッカー界がアルダへ関心を持つのは今回が初めてということではなく、活躍することなく終わってしまったバルセロナ移籍初年度を過ごした今夏にも同様のオファーがあったことを、今年10月にアルダ自身が明らかにしていたということだ。そして、この時はアルダを戦力と見込んでいたバルセロナがこのオファーを蹴ったという話である。
今季はここまで、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスに次ぐ、チームの第3スコアラーとなっている好調の28歳のトルコ代表選手は、この巨額オファーを前にどのような決断をするのだろうか。6000万ユーロ(約73億3000万円)で上海上港へと移籍することになったチェルシーのオスカルに続く、今冬の爆買いは成立してしまうのか。
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