インテルナシオナルのアラン・ルシェウ【写真:Getty Images】
ブラジルのインテルナシオナルは24日、DFアラン・ルシェウとの契約を2018年12月まで延長したことを発表した。
現在シャペコエンセにレンタルされているアランは、11月末に起きた飛行機墜落事故での生存者のひとり。コロンビアでの試合へ向かっていた飛行機が墜落したことで、搭乗していた77名中71名が命を落としたが、アランら3名の選手を含む6名が奇跡的に救助された。
脊椎に重傷を負ったアランだが、今月13日にはコロンビアからブラジルの病院に移り、16日には退院。ブラジル人の生存者の中で最初に帰宅することができた。プレー復帰への意欲を見せており、6ヶ月程度でのプレー再開を目標にしたいと話している。
アランは2013年にシャペコエンセでプレーしたあと、翌14年にインテルナシオナルへ移籍。今年夏にレンタルの形でシャペコエンセに戻っていた。
レンタル期間は2017年5月までとなっており、半年後に復帰できたとすれば、その後どのクラブでプレーするかは現時点で未定ということになる。なお、インテルナシオナルは今年の全国選手権1部を17位で終え、クラブ初の2部降格が決まっている。
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