セビージャのモンチSD【写真:Getty Images】
セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)は、「レアル・マドリーとバルセロナの2強を崩したい」とその夢を語っている。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
セビージャのヨーロッパリーグ3連覇、チーム躍進の立役者であるモンチSDは、英国経済紙のインタビューに応じ、「セビージャでは根拠に基づいた数字に乗っ取り仕事をしている。調整、連携が第一の仕事であり、クラブよく知ることが非常に重要だ。そして監督が必要とする選手を加えなければいけない」と自身の仕事について語る。
そして、クラブが本拠地を置く”町”の重要性も説く同SDは「どの選手も町のためにセビージャを選んだわけではないのは明らかだが、それも助けにはなる。セビージャFCは大きな魅力を持つブランドとなった。町もカギとなる要素のひとつである」と述べる。
そして現在のリーガについて「マドリーとバルセロナの2強の牙城を崩すのは簡単ではない。1チームではなく、2チームの状態が100%でないという条件付きだ。難しいのはわかっているが、いつかその時が来ることを願っている」と述べる。
そして「もしもこのインタビューが2年前に行われていれば、セビージャがクラブ通算で5度もELを制覇しているとは想像しておらず、”それが夢である”と言っていることだろう。それと同じことだ。今は”2強を倒すのは夢だ。難しい夢だ”と言っているが、現実に我々は想像もできなかったことを実現したのだから、これもきっとできるだろう」と続けている。
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