パリ・サンジェルマンのアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアも、中国へ渡る大物選手の一人になるかもしれない。24日付の仏紙『レキップ』が伝えている。
過去数年と同様に、今年の冬の移籍市場に向けても、数々の大物スター選手の中国行きが取りざたされている。23日にはブラジル代表MFオスカルがチェルシーから上海上港へ移籍することが合意。ボカ・ジュニオルスの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスも上海申花への移籍が濃厚視されている。
オスカルやテベスに続くのは、フランス王者に在籍する現役アルゼンチン代表MFとなる可能性があるという。代理人のジョルジュ・メンデス氏が動きを見せており、中国側の代理人と接触して交渉を開始している模様だとされている。
ディ・マリアは昨年夏に6300万ユーロ(約77億円)という巨額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドからPSGへ移籍。リーグ最多のアシスト数を記録するなど期待に応える活躍を見せたが、2年目の今季はパフォーマンスが低下し苦戦を強いられている。
PSGが1-2で敗れた今月17日のギャンガン戦の際には、ディ・マリアはウナイ・エメリ監督と口論になり、ナセル・アル・ケライフィ会長が止めに入ったとも報じられていた。PSGで苦しい状況が続いたとすれば、1月の移籍市場で周囲が騒がしくなってくる可能性もありそうだ。
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