診断
補強診断 C
昨季の主力が抜けた後に入った選手たちが今季のチームを支えた。山崎雅人、秋葉勝、中美慶哉、熊谷アンドリュー、小柳達司、馬渡和彰らはいずれもJ2残留に大きく貢献した。補強の効果だけで言えばそれなりに評価できるだろう。
総合力診断 E
J1経験者も多数在籍していたが、チームとしての総合力はJ2最低クラスだったと言わざるをえない。ゴール数がリーグ最少だったのに加え、シュート決定率(10.1%)はJ2で下から2番目の低さで、シュート数(356本)も下から5番目の少なさだった。
インターセプト数(123)がリーグ最多だったことも考慮すれば、ボールを奪っても攻撃に繋げられなかったことがわかる。守備に関する数字もインターセプト数以外は軒並みリーグの下半分で、浮上のきっかけを見出せなかった事実は数字に表れている。
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