マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
元イングランド代表のMFフランク・ランパードは、マンチェスター・シティでチームメートだったFWセルヒオ・アグエロについて、クラブから罰金を受けようとも気にすることなく平気で練習に遅刻していたと明かしている。24日に英メディア『スカイ・スポーツ』に語った。
チェルシーで長年にわたって活躍したランパードだが、2014年夏に退団。アメリカのニューヨーク・シティFCへ移籍した上で、レンタルの形でイングランドに残り、マンチェスター・シティで1年間プレーすることになった。
過去のチームメートの中で最も罰金を受けていた選手は誰かと尋ねられたランパードは、「チェルシーでは思い出せないが、シティではアグエロが何度か受けていた」と明かしている。「彼は全く気にしていなかった。すごくのんびりしていて、5分くらい遅れてもゆっくり歩いてピッチに出てきていた」
コーチから「罰金だ」と言われても、アグエロは全く意に介する様子を見せなかったという。「OK、問題ない。週末まで待ってくれればハットトリックを決めるよ。それでみんなハッピーだろう」とアグエロは答えていたとのことだ。
ランパードが在籍した2014/15シーズンには、アグエロは26ゴールを挙げてプレミアリーグ得点王に輝いた。今季も出場12試合で10ゴールと順調にゴールを重ねているが、チェルシー戦での退場により4試合の出場停止処分を受けており、26日に行われるハル・シティ戦まで欠場する。
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