サウサンプトンのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
サウサンプトンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、マンチェスター・シティへの移籍に乗り気なのかもしれない。「サンタ」から贈られたシティのユニフォームに袖を通した姿を見せている。
昨年夏に加入したサウサンプトンでの活躍で評価を高めているファン・ダイクは、多くのビッグクラブから注目の視線を集めている模様。シティのほかリバプールやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなどが獲得を望んでいると噂されてきた。
シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は特にファン・ダイクを高く評価し、5000万ポンド(約72億円)のオファーを準備しているとも報じられていた。そんな中、サウサンプトンのチームメートであるDFジョゼ・フォンテが公開した写真がシティ移籍への憶測をさらに強めている。
フォンテはインスタグラムの自身のアカウントで、サウサンプトンの選手たちがそれぞれ仮装した姿でピッチ上に並んだ写真を投稿。DF吉田麻也も含め、各選手が様々な衣装を着る中で、ファン・ダイクはシティの水色のユニフォームを着た姿で撮影されている。フォンテは写真に「シークレット・サンタ」とコメントを添えており、ユニフォームはクリスマスプレゼントとしてファン・ダイクに贈られたものであることをうかがわせている。
24日付の英紙『タイムズ』は、ビッグクラブ移籍を示唆するファン・ダイクのコメントを伝えていた。サウサンプトンは「僕にとってすごく良いクラブ」だとしながらも、「どの選手にも野心があるものだ。僕にもある。選手としての自分から最大限のものを引き出したいと思っている」と同選手は話している。
移籍報道を目にしたチームメートによる悪ふざけだったとしても、そういった報道がある中でプレゼントされたシティのユニフォームを着ることを拒まなかったとすれば、何らかの意味はあるのかもしれない。
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