レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が“奇跡の優勝”を達成した2016年を振り返った。24日、英放送局『スカイスポーツ』が伝えている。
2015/2016シーズン、前評判を覆し見事にプレミアリーグを制覇したレスター。ラニエリ監督はコッパ・イタリアやコパ・デル・レイの優勝経験はあるものの、30年近くになる監督キャリア初のリーグタイトルとなった。
ラニエリ監督は「以前はリーグタイトルを取ったことがなかった。だから今年がベストイヤーだ」と語る一方で、「しかし、始めたころを忘れることはできない。ジェイミー・ヴァーディーのようにゆっくり、ゆっくり登ってきて、30年後にリーグを優勝することができた」とノンリーグでもプレーをしていたエースストライカーと自身を重ねている。
以前、チェルシーで指揮を執っていたラニエリ監督は「私はイングランドに戻って来たかったので、チェアマンとクラブの人々に感謝している。ここにあるフットボールのスピリット、雰囲気、全てを愛している」とプレミアリーグでの指揮を楽しんでいるようだ。
今シーズンのレスターはリーグ戦では苦戦を強いられているものの、チャンピオンズリーグではグループステージ首位通過と新たな歴史を築いている。
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